こんにちは、ちーのすけです。今日は、私自身の体験をもとに、出産前日まで会社へ出勤し、その後育休0日で復帰したことについてお話ししたいと思います。
大前提として、育休を取らずに働くことを広く推奨するものではありません!
あくまで個人の選択ですので、知り合いやパートナーに勧めると人間関係に亀裂が走る原因にもなりかねませんのでご注意ください。
出産前日までの働き方
私は出産予定日1週間前までフルタイムで働いていました。お世話になっている会社の名誉のために誓ってお伝えしたいのは、決してブラック企業勤めではないということです!育休取得率は男女ともに100%で、世の中的には進んでいる方かなと思うくらいです。
私自身はワーカーホリックを自称するほど仕事が好きで、6週前に休む気はあまりありませんでした。もちろん周りからは「大丈夫?」と心配されていましたが、色々と条件が良かったから実現できたことだと思っています。
出産ギリギリまで働けた理由
1.立ち仕事ではなく、デスクワーク中心だったこと
身体への負担がそこまで重くなく、妊娠前とそう変わらないパフォーマンスで働くことができました
2.心身ともに体調に問題なかったこと
妊娠初期こそつわりはありましたが、気持ち悪いと感じたら吐けば治る程度のつわりだったので、喉に指入れて吐いて仕事に戻っていました🤗
重い方は本当に辛いと思います…。ゆっくり休んだほうがいい!
3.職場が家からも産院からも近く、数十分以内に病院に行ける環境だったこと
むしろ家で一人でいるより周りに人がいる環境は安心感がありました。
4.ギリギリまで働くことに職場の理解があったこと
私の選択を否定的に捉える人はおらず、心配はしつつも理解を示していただいたことが何よりありがたかったです。
どれか一つでも欠けていたら、無理だったなぁという感想です。
あとは2人目の出産ということも大きいですね。
出産予定日1週間前まで働くことを選んだ理由
やっぱり一番は、仕事をしたかったから!
あとは、自分の性格的に産休に入ってもパソコン開いて仕事しちゃいそうだなと思っていたので、それなら給料は満額もらって産休に入りたい!という気持ちもありましたので、キリのいい給料締め日までを目安に仕事納めをしました。
仕事をしたいという気持ちが薄ければ、直前まで働くなんでオススメしません!
妊娠中はメンタル維持が第一!
もちろん、職場に迷惑がなるべくかからないように、気をつけていたこともいくつかあります。
1.陣痛タクシーを登録して、いつでも呼べるようにしていた
いざとなったら職場の人が車で送ってくれたかもしれませんが、それ頼りにするのは違うなと思っていたので陣痛タクシーは職場と家両方で登録していました。
2.臨月に入ってからは特に、リスケできるもしくは代理を立てられるような予定を組むようにしていた
同僚や取引先に負担をかけることは言語道断ですので、そこは十分気をつけていました。
結果的には両方利用することなく、無事予定日1週間前まで働き切ることができました。職場の皆さんに挨拶まわりをして産休に入ったのでした。
若い女性社員に、「出産前ってこんなに働けるものなんですね〜」と素直な感想をもらった思い出w
産休初日に陣痛…
さて、仕事も好きですが、休みももちろん大好き人間の私です。最終出勤日を無事終えた夜には、「休みだ〜〜!」と達成感に満ちて叫んだものです。
振り返って考えれば、これがいけなかった。お腹の赤ちゃんにまで休みに入ったことが伝わったのか、私の気の緩みが産道の緩みにも繋がったのかは定かではありませんが、次の日の朝トイレに行くとおしるしが…。
その後少しずつ陣痛が始まり、感覚もすぐ10分間隔を切りました。奇跡的に家にいた旦那(基本不在なんです)に病院に送ってもらい、その後の上の子の面倒も任せて入院しました。
ということで、結果的に産休初日に出産となり、産前休暇0日となったのでした。
出産のエピソードについてはまた別の機会に書きたいなと思いますが、結果、めちゃめちゃ安産でした。
育休0日での復帰
産前の勤務は妊婦本人の意思で可能でしたが、産後8週間は働かせないのが会社の義務ですので、会社からも絶対に働かないでと厳命を受けていましたw
さすがに1ヶ月は外にも出ず絶対安静で過ごしました。手伝いに来てくれた実母に心から感謝です。
すぐに職場復帰したい気持ちがありましたが、出産自体はどうなるかわからないものですから、会社には、母子ともに健康なら8週間後に復帰しますと伝えていました。一方で保育園は出産前に探しており、0歳枠に空きがある保育園にも話を通していました。
そして奇跡的に、産後の体調も良く、子供も健康、ということで産休終わり次第、育休0日で復帰することを決めました。
以前はできなかった、育休の分割取得制度があるので、万が一の時はその利用も視野に入れました。
意外とアリだった理由
1.キャリアがストップしない
実質休んだのは8週間だけですので、引き継ぎもほぼ必要としなかったです。
2.復帰後の仕事上の不安が減る
もちろん、子育てとの両立ができるかな…という不安は大きいと思いますが、一方職場を離れる期間が長いと、仕事のルールが変わってしまったり、メンバーが変わってしまったりするので、そこに適応できるかという不安が出てきます。その不安がほぼ無くなるのはいい部分かなと思います。
3.産前産後の運動が自然とできた
第一子の時はちゃんと6週間前に産休に入ったので、臨月に入ってからイオンの中を往復したりと意識的に歩くようにしていましたが、今回は仕事で自然と歩き回るため、適度な運動になり筋力も落ちなかった(しかもお金をもらえる!)のはとても良かったです。
産後も母乳育児をしていたことも相まってスルスルと体重が落ち、太り気味だった妊娠前より5キロも落とせた時には「出産って最高のデトックスでは…?」と思いました。
4.子供は人見知り前に保育園に入ることで負担が少ない
親目線だけではなく、子供目線でも、意外と悪くないと思うのが0歳、特に低月齢からの保育園です。
上の子も早生まれで4月入園でしたが、その時実感したのは、1歳入園や、同じ0歳クラスでも4月生まれで人見知りが始まっている子の慣らし保育中の様子は阿鼻叫喚とも言えるものでした…。一方、まだ首も座らず目もよく見えず、親とミルクタンクの区別もつかない低月齢の我が子は保育園生活にすんなり慣れて、その後も6年間保育園を満喫して通い切りました。
「子供が可哀想だから家で見てあげたい」という意見もよく聞きますが、0歳から保育園に通う子、全然可哀想じゃないですよ!!!
本当に保育園の先生方には感謝感謝で、足を向けて寝られません。世界で一番可愛いと思っている我が子を、同じくとっても可愛がってくれる人がこの世の中に他にもいたんだ…と気づかされた瞬間は今でも覚えています。
そして保育園に通う我が子のお友達との交流や、絵の具遊びや泥んこ遊び、家ではなかなかやらせてあげられない遊びの数々。その様子を教えてもらうたびに、「良かったねぇぇぇ」と子供に心から話しかけています。
もちろん、そんな成長の一つひとつをそばで見届けられないのは大きなデメリットです。そこも十分考えた上で、決めるのが良いと思います。
まとめ
出産前日まで働き、育休0日で復帰することは、私にとって決して無理なことではありませんでした。世間の常識にとらわれず、自分のライフスタイルや状況に合わせて、柔軟に働くスタイルを選ぶことが大切だと感じています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。