こんにちは、フルタイムワーママのちーのすけです。現在小学校2年生女の子と1歳の男の子の子育て中です。
今日は、娘が1年生の1年間で読書1000冊を達成した話をします。
目次
読書好きではなかった保育園時代
保育園時代は家で本を読むことはほとんどありませんでした。保育園では多少読んでいたようですが、それでもおもちゃで遊ぶ方が好きで、本好きというイメージはありません。
絵本の読み聞かせは、0〜1歳の頃こそ頑張っていた気もしますが、だんだん日々の忙しさに紛れて、やらなくなっていました。
読書へのめざめ
小学校に入ってからも急に読むようになったわけではなく変化はありません。そんな中、小学校で行われた読書週間。その時に配られた読書カードが特徴的でした。1冊読む度に表に記入していき、一定数読んだらすごろくを進められて、300冊読めばゴールというもの。
なかなか楽しげでしたが、それだけでは娘はハマらず、私も特に強制することもありませんでした。カード自体は年間通して続けるものということでしたが、数冊読んだだけで読書週間も終わりを迎えました。
読書への目覚めは、夏休み前の7月にクラスのお友達に誘われて一緒に行った図書館がきっかけでした。私自身子供の頃から図書館に行くことはあっても、その場で読んで終わりか、借りても1、2冊程度でした。
大人になってからも本は基本買うものとしていましたし、その日も娘に私と同じように、どうしても借りたい本を数冊選ぶように提案したときに驚きの光景を目にしました。
一緒にきたお友達のお父さんが、本の束を抱えてあげています。それは借りられる上限の15冊。絵本とはいえ、かなりの重量感があります。
大きなカルチャーショックを内心覚えながらも、それにならって「借りたい本ぜんぶ借りていいよ」と私が声をかけると、娘は目を輝かせてたくさんの絵本を手に取り始めました。あっという間に15冊の絵本が積み上がった時、こんなに読みたい本があったのかという驚きと共に、私の頭では俗っぽい考えが浮かんでいました。絵本一冊は大体1500円ほどです。15冊を普段のように買おうとすれば2万円以上かかります。
それが!無料で!?
私が図書館の魅力に取り憑かれた瞬間でもありましたw
図書館の魅力
何回・何冊借りても無料
前述した通り、サブスクも真っ青の完全無料で読み放題は大きいですね!予約機能も使いこなせば、最寄りの図書館に無くても数日で取り寄せてくれるのでより読みたい本を手に取りやすくなります。
無料だからこそ、ちょっとタイトルや表紙が気になった本を気軽に手に取ることができるので、読書へのハードルが下がります。
読書週間がつきやすい
返却期限があることはデメリットのようで、大きなメリットだと思います。2週間という期限があることでちゃんと読もうという意思が働きます。今まで買ったはいいけど積読になった本がどれほどあったでしょう。それを考えると読書習慣をつけるためにもとても良いことだと思いました。
また、返しに行かなくてはいけない手間があるために、そのタイミングでまた借りるというサイクルが生まれたのもとてもよかったです。
読書にハマった娘
娘も読書カードが埋まってくるとやる気が出てきたようで、300冊という目標も夏休み明けにはクリアーすることができました。
最初は簡単な絵本から始まっていた読書も、数ヶ月後には児童書メインで読むようにレベルも上がってきました。そして1年生の年度末には1000冊を達成することができたのでした。
1000冊読んでどんな良いことがあったか
1000冊達成は、序盤が絵本とはいえとても頑張ったと思います。楽しんで取り組んでいたことですが、副産物としてよかったこともいくつか紹介します。
音読が上手になった
これは夏休み明け、最初の音読の宿題を聞いた時に変化にとても驚きました。もちろん普段の読書は黙読でしたが、それでも文字を読むスピードが上がったのでしょう。一学期はたどたどしかった音読も、スラスラと読めるようになっていました。
冬ごろには抑揚も文章のイメージに合わせてつけられるようになり、あまりの上達ぶりに、つい田舎の両親に電話で聞かせてしまいました。
算数の問題文が理解できるようになった
文章の理解力が飛躍的に上がりましたので、ちょっとひねった文章でも間違えにくくなりました。国語力は全ての学習の土台になるなぁと実感しました。
考え方が成長した
読書をすると色々な人の考えや物の見方に触れるためか、相手が嫌がることをしないように気をつけるようになったり、癇癪を起こした後に自分からごめんねを言えるようになりました。
読書だけがきっかけとも思わないですが、「本で読んだから大きな声で挨拶しようと思った」と言っていたこともあり、いい影響が出ているなと感じたものです。
1000冊を達成してからのその後
私の仕事に合わせて、娘も週に6日間学童に行っていますが、それでも多くの本に触れることができました。
2年生になると勉強もよりいそがしくなりますし、触れる本のレベルも上がっているので、1000冊はさすがに難しいだろうなと思っていますが、(冊数が全てではないと本人にも伝えています)今年も娘のペースに合わせて、読書生活を一緒に楽しみたいと思っています。
おすすめの本のシリーズなども今後紹介していきたいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。